11月14日は世界糖尿病デー 「歩こう知ろう糖尿病」

検査科の有住です。

今回も、小国郷糖尿病対策チームブルー(※)の活動報告です。

タイトルの通り、11月14日は「世界糖尿病デー」です。インスリンを発見したバンディング博士の誕生日にちなんで制定され、この日は様々な取り組みが毎年各地で行われております。例えば、震災前の熊本市では熊本城を糖尿病のテーマーカラーである青色でライトアップしたりしております。

今回は、小国郷糖尿病対策チームブルーでも、世界糖尿病デーに合わせて、国鉄宮原線跡でウォーキングイベントを開催したいと思い、企画しました。

  

本来ならば住民の皆様から参加を募ってのイベントとしたかったのですが、準備期間が短い事、このような経験が全くない事、といった理由から、今回はチームブルーだけで実行して、ノウハウを得ることにしました。

ウォーキングをする事で、血糖値の変化がどのようになるか。ウォーキングを始めるきっかけ作りにならないか。そういった効果を期待して企画・実施です。

今後、住民の皆様と一緒に歩くところは、宮原線跡の約4㎞を想定しております。食後にウォーキングする事で、血糖値の上昇が抑えられる効果が期待されます。血糖値という数値が確認できる事で、よりウォーキングの効果が実感できるのではないかと思います。

今年の様子は、地元のケーブルテレビで放送されます。視聴が可能な方は是非ご覧ください。

↑ 新1000円札肖像画に採用された小国出身の北里柴三郎博士と記念撮影!

 

※小国郷糖尿病対策チームブルーとは

小国公立病院所属の熊本地域糖尿病療養指導士(看護師7名・作業療法士1名・臨床検査技師1名)と医師2名、小国町・南小国町の保健師と栄養士の多職種で構成された組織。糖尿病専門医が不在の小国地域にて、お互い連携を図り、糖尿病患者へのアプローチや啓発など、様々な活動をしております。